物学研究会.黒川雅之.建築.デザイン.研究会.環境.文化.物づくり.実践.模索.Butsugaku.Kurokawa Masayuki.Architect.design.product
デザインの究極のテーマは人々に感動を与えることにある。人々はその「感動」を求めて商品を入手しようとするからである。 デザインとはその商品の「機能」や「素材」や「形」や「価格」の総合的感動によってユーザーを誘惑することである。理屈ではなく、深い心の深層に働き掛けて心を揺り動かすことである。商品づくりを成功させるにはどのように「現代人の心を捉える仕掛けと形態で誘惑するか」である。混迷の時代をブレークスルーするための「先端的デザイン」の先端性が何処にあるかを探る2001年度に続いて、今一歩、具体的な商品づくりに近づき、「商品購入のモチベーション」に迫りたい。「形」には英語ではFORM、SHAPE、STYLE、FIGURE など様々な意味がある。 ここでは形の意味は拡大させて考えたい。物学は「モノの学問」を意味しているが、産業の視点からは「商品学」でもある。それを生活者の視点から有形無形の商品の「存在の形」を考察していこうというのである。
「連戦連敗の中にこそ可能性はある」 安藤忠雄氏(建築家)
「Deaign strategy for market success」 ソラブ・ボソギ氏(ZIBA社長)
「ヴィジョン&アクション−行動の年」 リレー・レクチャー
「デザイン原理としてのクオリア」 茂木健一郎氏(ソニーコンピューターサイエンス研究所リサーチャー)
「新東京:都市の形」 森 稔氏(森ビル代表取締役社長)
「社会生態学者P.F.ドラッカーの問題意識」 上田惇生氏(ものつくり大学教授、学校法人国際技能工芸機構評議員)
「形を考える」 佐藤 卓氏(佐藤卓デザイン事務所代表) 原 研哉氏(日本デザインセンター取締役原デザイン研究所長)
「人の顔はなにを語るか−コンピュータで探る」 原島 博氏(東京大学大学院情報学環・学際情報学府教授)
「創造を生み出す人の心と組織の形」 中村修二氏(工学博士、カルフォルニア大学教授)
21世紀は良いデザインの意味を問う時代である。 多様な考え方が共存し、思想とイメージの統一のない時代になる。しかし、それは何でもいいという時代ではない。どんな思想が、どんな美学が共感を呼ぶかそれを見定めずして、商品開発も出来ない時代になることを意味している。それほどに多様で明確な思想と個性の挑発的な共存の時代だからである。消費者もこの「いいデザイン」に対して今まで以上に発言をする時代になる。混沌とした印象を持つ時代、しかし、明白な時代の価値が存在し、その多様な価値を予見する能力こそが 要求される時代になると覚悟する必要がある。
「林真理子的自己プロデュース」 林真理子氏 (作家、エッセイスト)
「家電デザインを巡る先端的動向」 河原林桂一郎氏、 鄭 秀和氏、 深澤直人氏、 西山浩平氏、
「韓国のデザイン、サムスン電子のデザイン」 鄭 國鉉 氏 (Chung kook-hyun、サムスン電子デザイン経営センター常務)
「編集的発想、そして創造」 石川次郎氏 (編集ディレクター) 花田紀凱氏 (宣伝会議常務取締役、「編集会議」編集長)
「黒木流、個性の育成術」 黒木靖夫氏 (黒木靖夫事務所社長)
「アメリカのデザイン潮流」 ロバート・ブルーナ氏 デビット・トング氏
「表象文化論的視点で見る先端的イメージの変遷」 小林康夫氏 (東京大学教授)
「最先端のヒューマンインターフェイスをどう活かすか!」 暦本純一氏講演 (ソニーコンピュータサイエンス研究所、インタラクションラボラトリー室長)
20世紀は大衆の爆発的登場をささえる工業化の世紀であったが、21世紀は人類を地球的規模でつなぐ情報の世紀になる。大衆の概念は滅び、大衆は人類そのものと同じ意味をもつようになる。21世紀の情報革命は地球を小さな地域にし、瞬時に影響しあう動的バランスを保ったひとつの生物のような全体を形成する。 21世紀、人類は人生のすべてに歓びを求めるようになる。仕事も戦争さえも、死さえも、人生のすべてが<遊戯>になる時代がすぐそこまで来ている。
「新生、日産自動車のデザイン戦略」 中村史郎氏(日産自動車常務、デザイン本部長)
「中国人とデザインビジネス(私的中国体験から)」 中西元男氏講演(PAOSグループ代表)
「先端的デザイン」 山中俊治 氏(リーディング・エッジ・デザイン代表) 黒川雅之 氏(物学研究会代表)
「21世紀の建築の行方」 伊東豊雄氏(建築家)
「日本ベンチャーの可能性」 米倉誠一郎氏(一橋大学教授、イノベーション研究センター長)
企業セッション 「遊戯をデザインする」
「電脳社会とデザイン」 坂村 健氏講演(東京大学教授)
「21世紀の先端的芸術表現の可能性」 藤幡正樹氏(メディアアーティスト、東京芸術大学・先端芸術表現科教授)
セッション 「IT時代の働き方、働く環境−21世紀のSOHOの可能性」