物学研究会.黒川雅之.建築.デザイン.研究会.環境.文化.物づくり.実践.模索.Butsugaku.Kurokawa Masayuki.Architect.design.product
1999年度は、98年度の研究テーマ「21世紀のデザインを予言する」をさらに深め、現在の問題として考え、展開していくことを目標とします。昨年は20世紀のデザインのデザインを振り返ることから始め、20世紀デザインの背景となる社会・産業について議論を重ね、物学研究会なりの共通 認識を得ることができました。 以下のテーマは全て、98年度の活動から導き出された最重要課題であり、20世紀の近代主義を乗り越えようとする意志といえます。
「CGから探る、人間と人工物のより良い関係とは」 河口洋一郎氏(東京大学人工物工学研究センター教授)
セッション:プロセスとプログラム 「進化する道具とは」
「生命誌とは 自然、ヒト、人工のバランスをデザインする」 中村桂子氏(JT生命誌研究館副館長)
セッション:人間の中の野生を考える 「21世紀、野生を取り戻すデザインへのアプローチ」
「藤森流超近代建築論」 藤森照信氏(東京大学生産技術研究所教授)
「モノへの問い」 中沢新一氏(中央大学教授)
セッション: 心の共同体が求められる「21世紀の情報、コミュニケーション、デザイン」
シンポジウム 「21世紀、自発する社会への実践」
「21世紀、自発する社会、関係する社会への胎動」 松岡正剛氏(編集工学研究所所長)
今、何をすべきか。そこから出発したい。 時代は、目まぐるしく変わりつつある。価値観も大きくかわり、これまで信じてきた考え 方に誤りがあるのではないかと人々は考え始めている。そして、さまざまな領域で、価値 の基準に変化が起き始めている。今すべきことは、その新しい価値基準の発見である。原 点に戻って考えてみよう。状況の上に状況を重ねてきた現実的な価値を、原点に立ち戻る ことで、再構築してゆきたいと思う。 「デザイン・ブレークスルー、新世紀のデザイン」とは、この革命的価値転換を迫られる 現代の、物=商品の在り方を解剖し、新しいパラダイムの構築を目指すものである。
「ユーロデザイン・ナウ」 長澤 忠徳 氏 ( デザインコンサルタント / カルチュラル・エンジニア)
「21世紀、情報技術の可能性」 竹村 真一氏 (東北芸術工科大学教授)
「資生堂の企業文化」 福原 義春氏 (資生堂会長)
「第五の経営資源ーブランド創造とデザイン」 片平 秀貴氏 (東京大学教授)
「物の意味と構造ー21世紀のゼロエミッション的産業の未来」 赤池 学氏 (ユニバーサルデザイン総合研究所所長)
「21世紀を予言する:情報メディアの融合は何をもたらすのか」 古川 享氏 (マイクロソフト代表取締役会長)