5月 29, 2011

被災した石巻市の先に牡鹿半島がある。小さい村が小さく入り組んだ入り江に点在していて、救助が遅れた地域である。その牡鹿半島の先端に金華山のある島(名前は知らない)と網地島がある。

今回の津波でこの網地島の被害が少なかったという。

津波は地形によって様々な挙動をしている。狭くなる地形では波が増幅されて被害が多かったし、川があることでそれを伝って奥まで津波が到達した例もある。

網地島の被害が少なかったのはその島の地形と方位に関係しているらしい。細長く、しかも津波が押し押せる方向に尖っている。まるで船のように島が津波を切り裂いて津波を受け流したのだろう。

津波の方向はもう分かっているのだから、陸に建てる避難所は船のように先の尖った建築がいい。網地島のように津波の猛威をまともに受けず、切り裂いて受け流すことが出来る。

波を切って走る船のようにではなく、停止した建築を波の方が走るのだが、建築は津波を風に柳と受け流すことになる。

地下の待避所とは別にこんな避難所の構想もできる。